「退職貧乏」あるいは「リタイア貧乏」という言葉があるようです。
めでたく定年退職を迎えると会社などから多額の退職金が支払われます。
それぞれの人の状況によって違いますが
その額は¥○百万だとか、¥○千万だとか
今までの給料やボーナスとは桁違いの金額が一括で支払われますので
受け取る方としては宝くじにでも当選したような気分になるのでしょう。
で、ついつい大盤振る舞いをしてしまう…
気持ちは分かりますね!私もその部類の人間ですから(-.-!)
ところが、会社を退職するということは収入が断たれてしまうという事で
その中でも生きていくためには生活費は必要なんですよね。
ちなみに、月々の生活費が25万円とすると、一年で300万円が必要になります。
仮に退職金を1000万円もらったとしても
3年ちょっとで使い果たしてしまう事になってしまいます。
実際には年金収入があるし、これまでの貯蓄やら保険やらと
退職金とを計画的に使えば、それ程困る事はないのでしょうけども
問題は退職金を宝くじ気分で使い果たしてしまった人ですね。
得てして、この部類の人は大した貯蓄もしていないようで
気が付いたら年金しか収入がなく「退職貧乏」となってしまうという流れのようです。
退職金もご利用は計画的に!
という事で私も十分に気を付けたいと思います。